医師にゆだねられる判断は

医師の判断について

医師の治療判断は適正か?

従来は医療の体制が悪くなってから病院に行き、医師の治療を受けるというのが一般的でしたが、現在では、日常から健康に留意し健康的な暮らしをするためにも、クリニックなどで検診などを行い、病気を早期発見したり、現在のコンディションを維持する、予防医学の側面が高くなりました。検査を主体として、血液検査や各種画像診断、尿、問診や触診など様々な方法で行われ、そのデータに基づき診断結果が伝えられます。結果に応じて治療方針が決まり、手術が必要な場合や治療方法によっては、紹介状により大手医療機関に送られます。データを見て医師は適正な判断を下すのでしょうが、医者にとって適正であっても、患者にとって適正ではなく、ほかに手段がある場合もあります。特に、がん治療などの場合、患者のステージ(がんの進捗状況を数値化したもの)により、治療選択肢が異なり、また、それは医療機関によっても方法が異なります。例えば、放射線治療をメインとした場合、粒子線・陽子線・強度変調式放射線とほかにもさまざまな方法があり、患者への負担も大きく異なるため、自身の判断が優先されます。

医者であることの適正

ただ単に学問が出来るということだけで、医師になる適正があるというものではないのではないでしょうか。確かに、多くの病気の症例や、患者の状態をみながらの診断という判断を下さなければなりませんから、並の精神力の持ち主であったり、並の学力程度ではなれない職業であることは間違いありません。しかしながら、もしも記憶力がよいだけというコンピューターなどでも代用出来るようなことしか必要でないのであれば、医師が人間である必要はありませんし、適性試験などによって適正をはかる必要もないのです。そう考えた時、人間性が非常に大切な職業だと誰もが納得するはずです。患者の立場に立って思い遣りの心を持ちながらも、過剰に感情的にならないで冷静に判断を下すという、一見相反するようなことを医師は常に求められるのではないでしょうか。そして、そのような適正を備えている人だけが名医となって、一般の人々を癒やしてくれるのだといえます。

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